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 8.立替払い方式について

Q.

経費を「事業主借」で処理していますが、月末の処理の仕方はどうしたらよいのでしょうか。

A.

月単位で立替え分を精算する場合は、月末に立替え分の合計金額を、事業用の口座から、「事業主貸」で引き出します。

【仕訳例】 
取引内容
借方
貸方
○月分経費立替え分
事業主貸
普通預金

生活費を引き出す日を決めている場合は、そのタイミングで、立替え分を合わせて口座から引き出し記帳すればOKです。

【仕訳例】 
取引内容
借方
貸方
○月分生活費&経費立替え分
事業主貸
普通預金

本書でご説明した「事業用の現金」を持たないことで「現金出納帳」が不要になる、「立替え払い方式」のポイントは、次のようになります。

1)事業用の通帳から引き出した現金は、全て「事業主貸」で処理。事業用の「現金」を持たない。
2)事業用の経費を現金で支払う場合は、全て個人のお金から支払う。そのため、「現金出納帳」を記帳する必要がなくなる。
3)個人のお財布から立て替えて支払った経費は、「事業主借」で記帳し、月末などに精算し、口座から引き出す。引き出した金額は、「事業主貸」で記帳する。


Q. 立替払い方式で記帳していますが、経費で使った金額分を事業用口座から引き出ししないとまずいのでしょうか。
A.

経費を「事業主借」で記帳していった場合、立替え分を口座から引き出しをしなくても、経理帳簿的には問題ありません。

立替え分を精算しないと、「事業主借」がドンドン増えていきますが、次年度へ科目残高を繰越す際に、「事業主貸」と相殺され、その差額が「元入金」に繰り入れられるからです。

月末精算をおすすめする理由は、売上から経費を支払った残り、つまり仕事をやったことによる利益が現在いくらあるのかを、残高から把握するためです。経費の立替え分が増えていくということは、個人資金を事業へつぎこんでいることになりますので、事業のお金が増えても、それは利益ではなく、借金による増加分になります。

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サボテン花子先生

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